令和6年7月30日、総理大臣官邸にて「創薬エコシステムサミット」が開催され、当会の秋山名誉会長と顧問医師の小須賀基通先生が出席いたしました。
秋山名誉会長はライソゾーム病患者家族会協議会の理事として患者会を代表し、創薬力向上に向けた取り組みへの期待とともに、「子供たちが一人も取り残されることのないよう、国を挙げての支援を強くお願い申し上げます」と強く要請いたしました。
このサミットは、国内での新薬開発力を強化するため、国内外の製薬企業、ベンチャーキャピタル(VC)、創薬スタートアップ、患者家族の団体などから意見を聞く会合です。医薬品産業を日本の成長産業と位置づけ、必要な予算を確保し、国内外から優れた人材や資金を終結させることで、日本を世界の人々に貢献できる「創薬の地」としていく方針が表明されました。
また、岸田総理は挨拶の中で、創薬の原点は新たな治療法を待ち望んでいる患者さんの存在であると述べ、ドラッグ・ロスの解消、小児の医薬品や希少疾病の医薬品開発のための取り組みを進めていくにあたり、患者・家族の声に耳を傾けていくことを忘れてはならないと語りました。そして当会の秋山名誉会長がサミットに参加していることを紹介し、希少疾患と戦う子どもたちが一人も取り残されないよう、この創薬力向上に向けた取り組みへの期待を語っていただきたいと発言しました。このことは、これまでの地道な活動が評価され、大変大きな意味があることだと認識しています。
患者会として、これらの活動を通じて、患者とその家族が安心して治療に専念できる社会を実現するために、政府と一体になって努力を続けてまいります。
サミットの様子が各メディアに掲載されておりましたので、一部ご紹介いたします。
▼政府広報オンライン
創薬エコシステムサミット-令和6年7月30日 | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)
▼首相官邸HP 総理の一日
令和6年7月30日 創薬エコシステムサミット | 総理の一日 | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)
▼首相官邸のX(旧Twitter)
▼NHK WEB
その他、NHKニュースや、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」でサミットの様子が放送され、各新聞社のオンラインニュースでも多く取り上げられました。